大会長あいさつ|第70回 日本宇宙航空環境医学会大会
大会長あいさつ
この度、2024年11月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり、第70回日本宇宙航空環境医学会大会を、東京慈恵会医科大学(新橋)大学1号館にて開催する運びとなりました。我が国の航空宇宙医学を率いてきた歴史ある大会を開催できますことを大変光栄に思っております。
「明日の空へ、未来の宇宙へ」を本大会のテーマと致しました。
新型コロナウイルス感染により、世界の航空界は身動きのできない状況に陥り、全ての活動が萎縮・停滞してしまいました。しかし2024年に入り、その呪縛から解き放たれ、以前にも増して活発な活動が戻って参りました。
宇宙に目をやれば、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人衛星が月面に無事着陸を成功させ、次の時代に向けて大きな一歩を踏み出すこととなりました。
明日の空へ向けて、航空界の新たな時代のために若い世代・女性の方々の参画を期待し、また未来の宇宙に向けては眼の前に近づいてきた民間人の有人飛行を中心のテーマにかかげ、大いなる議論・討論を活発に行って頂き、この大会が次の時代への足掛かりとなってくれることを願っております。
大会長 五味 秀穂
(一般財団法人 航空医学研究センター 専務理事/所長)