第70回 日本宇宙航空環境医学会大会
大会日程・プログラム
大会期間中の交通規制のお知らせ
11月17日(日)午前中(7時半~11時半頃)、慈恵医大周辺で「港区ハーフマラソン」が開催されます。 それに伴い交通規制が行われますので、ご注意ください。 詳しくは「MINATOシティハーフマラソン2024」をご覧下さい。交通規制の状況が分かります。 17日午前中の車でのご来場は難しいと思われます。徒歩でのご来場はできますが、多少迂回等必要になるかと思います。 交通規制をご確認の上、ご来場下さい。宜しくお願い致します。 |
会場
本大会・理事会 | 大学1号館(3階)講堂 |
各委員会 | 大学2号館 1201会議室 |
情報交換会 | The Place of Tokyo (港区芝公園3-5-4) |
特別講演 11月16日(土)11:00~12:00
座長: 五味秀穂(航空医学研究センター)
・「航空輸送の持続的発展を支える人材確保の取組について」
国土交通省航空局安全部安全政策課乗員政策室長
藤林健太郎
・「未来の宇宙へ 動き出した民間宇宙利用と政府月面探査ミッション」
国立研究開発法人宇宙航空開発機構 宇宙飛行士健康管理グループ
主任医長 樋口勝嗣
研究奨励賞受賞講演 11月16日(土)14:30~15:00
「Effect of Change of Heart Position During Handstand in Water」
浮田優香
講演 小野寺昇(川崎医療福祉大学)
会長講演 11月17日(日)11:30~11:50
司会:高添一典(航空医学研究センター)
「航空の安全」
一般財団法人航空医学研究センター 専務理事・所長
五味秀穂
シンポジウム・学生企画セッション
〇シンポジウム(1) 11月16日(土)9:00~10:00
「宇宙航空分野における性差医療を考慮した男女共同参画推進」
座長:笠井あすか(日本航空株式会社)
女性の宇宙進出における医学的課題
日本大学大学院医学研究科宇宙航空環境医学
杉村航大
エアラインパイロットのライフワークバランスについて
澤本尚哉(産業医科大学環境疫学)
光井亞希(日本航空 B737副操縦士)
浦松香津子(日本女性航空協会理事長)
〇シンポジウム(2) 11月16日(土)10:00~11:00
『宇宙× 救急』~ケースディスカッションから考える,宇宙臨床ことはじめ~
座長 | : | 堀野 雅祥(杏林大学医学部付属病院 高度救命救急センター) |
石橋 拓真(東京大学医学部付属病院) |
カンファレンスリーダー | : | 柴田 泰佑(亀田総合病院 救命救急科) |
カンファレンスアドバイザー | : | 徳丸 治(大分大学 福祉健康科学部) |
心疾患カンファレンス | : | 柴田 茂貴(杏林大学医学部付属病院 救急総合診療科) |
木田 圭亮(聖マリアンナ医科大学 薬理学) | ||
脳神経疾患カンファレンス | : | 後藤 正幸(聖麗メモリアル病院 脳神経外科) |
有屋田 健一(筑波大学 人間総合科学学術院) | ||
多数傷病者カンファレンス | : | 小濱 圭祐(兵庫医科大学 救急災害医学) |
笠井 あすか(日本航空株式会社運航乗員ウエルネス推進部) |
〇シンポジウム(3) 11月16日(土)15:00~16:00
ポストISS 時代の宇宙飛行士健康管理
座長:石橋拓真(東京大学医学部附属病院)
Overview of Medical Operations at a Commercial Space Company Director of Flight Medicine, Axiom Space
William Powers, Director of Flight Medicine, Axiom Space
ESA Flight Surgeon support to the Axiom-3 mission Flight Surgeon, Space Medicine Team, MEDES for ESA (European Space Agency)
Adrianos Golemis
ポストISS時代の宇宙飛行における健康管理 ~JAXA宇宙飛行士の医学運用から考える~
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門宇宙飛行士
運用技術ユニット 宇宙飛行士健康管理グループ
速水聰
〇シンポジウム(4) 11月17日(日)10:00~11:00
座長 | : | 岩崎賢一(日本大学医学部衛生学分野) |
向井千秋(東京理科大学) |
「宇宙医学の未来 ―誰もが宇宙へ行く時代に向けて―」
向井千秋(東京理科大学・特任副学長)
徳丸 治(大分大学福祉健康科学部・教授)
藤田真敬(医療法人誠至会 狭山厚生病院・院長、日本大学医学部衛生学分野・兼任講師)
岩崎賢一(日本大学医学部衛生学分野・教授)
〇学生企画セッション 11月17日(日)13:00~14:30
「若者が探る、宇宙医学未来」
座長: 黒松俊吾(大阪公立大学医学部医学科)
宇宙における『細胞環境変化とがん治療』の現状と今後
関西医科大学医学部医学科
佐藤輝英
宇宙探査時代に求められる医療の工学的側面からの考察
横浜市立大学医学部医学科
鈴木康星
極限医療での臨床医に必要な能力とは?
~宇宙医学の道を目指すにはどのようなキャリアを歩めばいいのか~
近畿大学医学部医学科
原理紗
一般演題
〇一般演題(Ⅰ) 11月16日(土)16:00~17:40
座長 | : | 泉龍太郎(日本大学大学院総合社会情報研究科) |
暮地本宙己(東京慈恵会医科大学細胞生理学) |
Ⅰ-1 | 月面重力環境下でのAmylase発現上昇とTRPV6機能連関 |
東京歯科大学生理学講座
黄地健仁
Ⅰ-2 | 模擬微小重力下のヒト臍帯静脈内皮細胞のプロスタグランジントランスポーターSLCO2A1に関わる機能形態の変化 |
東京慈恵会医科大学細胞生理学講座宇宙航空医学研究室
石川桜妃
Ⅰ-3 | 模擬微小重力による筋芽細胞増殖抑制はメカノセンシティブチャネルを介した細胞外からのCa2+取り込み能低下に起因する |
東京慈恵会医科大学細胞生理学講座宇宙航空医学研究室
市原彩夏
Ⅰ-4 | ミトコンドリア代謝刺激によるユニークなカウンターメジャー (28) |
大阪大学
大平充宣
Ⅰ-5 | 宇宙環境下でSp7を介した骨細胞成熟抑制によって生じるSOSTの発現低下と低酸素応答 |
慈恵大学細胞生理学講座 宇宙航空医学研究室
本城万由佳
Ⅰ-6 | 微小重力環境で培養したラット骨髄由来細胞の代謝活性の変化について |
愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座
平野光起
Ⅰ-7 | 微少重力環境が口腔細菌の増殖およびタンパク質発現に及ぼす影響の解析 |
愛知学院大学歯学部微生物学講座
花井亮丞
Ⅰ-8 | シミュレーション方法を用いた過重力環境による両生類動脈円錐血行動態影響 |
海南医科大学(HMU)国際教育学院
劉思佳
Ⅰ-9 | 軽度過重力負荷(+1.5Gz)による脳血流変化の男女差 |
日本大学大学院医学研究科宇宙航空環境医学
三宅 和恵
Ⅰ-10 | 超音波検査を用いた内頸静脈弁の描出可否の割合と男女差 |
日本大学医学部社会医学系衛生学分野
加藤 智一
〇一般演題(Ⅱ)11月17日(日)8:45~9:45
座長 | : | 高添一典(航空医学研究センター) |
Ⅱ-1 | 短距離路線パイロットが疲労を感じるプロセス-質的分析 |
ALPA Japan
澤本尚哉
Ⅱ-2 | パイロットに対する心理検査及び職場復帰までのカウセリングで得た知見 |
筑波大学付属病院
高橋吏良
Ⅱ-3 | 宇宙や地上の食体験を劇的に向上させる経皮電気刺激味覚調整装置の探索的研究 |
名古屋大学、株式会社UBeing
福島大喜
Ⅱ-4 | 絶海の孤島、北大東島に学ぶ、月面基地での生活・医療体制の検討 |
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
下 結香
Ⅱ-5 | 本邦における無人航空機とFAA・ICAO圏内のUAV(Unmanned Aerial Vehicle)の相違点 |
医療法人社団慈航会 阿部メディカルクリニック・公益社団法人日本航空機操縦士協会
阿部 聡
Ⅱ-6 | 人体・動物の酸素運搬機構に関する一考察 その3 |
威風会栗山中央病院 耳鼻咽喉科
吉田泰行
〇一般演題(Ⅲ)11月17日(日)14:30~15:30
座長 | : | 三丸敦洋(公益社団法人生駒会 松戸診療所) |
Ⅲ-1 | 将来の有人月探査に向けたオープンダイアローグ手法を用いた集団面接の検討 第1回報告 |
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 人間総合科学研究群 医学学位プログラム
三垣和歌子
Ⅲ-2 | 宇宙戦略基金を活用した宇宙医学の産官学オープンイノベーション構想 |
一般社団法人Space Medical Accelerator
後藤 正幸
Ⅲ-3 | 宇宙環境における健康とQoLの維持のために:医学的指標を用いた新たな客観的QoL評価ツールの開発に向けて |
国際医療福祉大学 宇宙医学研究会
竹山英里奈
Ⅲ-4 | JAXAフライトサージャン業務支援制度の紹介とJAXAフライトサージャンの動向 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット
宇宙飛行士健康管理グループ
速水聰
Ⅲ-5 | 宇宙において実施される人を対象とする医学系研究の特殊性 |
宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門
松﨑友美
Ⅲ-6 | 宇宙環境による身体的健康問題に対する漢方処方の可能性 |
株式会社ツムラ ツムラ漢方研究所
平岩茉奈美
〇一般演題(Ⅳ)11月17日(日)15:30~16:30
座長 | : | 速水聰(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構) |
財津崇(東京科学大学大学院歯科公衆衛生学分野) |
Ⅳ-1 | 急性中心血液量減少時における脳循環および呼吸循環の動的応答:下半身陰圧負荷を用いたバレーボール選手と非アスリートの比較研究 |
大阪産業大学大学院 人間環境学研究科
フィーリー 真利奈
Ⅳ-2 | 南極観測隊を対象とした閉鎖環境における心理的適応過程と日常への再適応に関する質的研究 |
筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群医学学位プログラム
藤井あかり
Ⅳ-3 | 民間人の宇宙旅行に対する臨床医学的立場からの提言 |
国際医療福祉大学成田病院
黒住 献
Ⅳ-4 | 宇宙環境に適した歯科治療術式(印象採得法)の検討 |
愛知学院大学歯学部冠橋義歯・口腔インプラント学講座
大黒英莉
Ⅳ-5 | 宇宙旅行における歯科領域疾患ガイドラインの策定 |
愛知学院大学歯学部口腔病理学・歯科法医学講座
前田初彦
Ⅳ-6 | 卒後教育における宇宙医学の役割:心理的安全性と多職種連携の視点から |
慶應義塾大学医学部 小児科
中村枝利香